「電気業界で一生食べていけるようになりたい」
そう考えて資格について調べ始めると、その種類の多さに圧倒されてしまうのではないでしょうか。第二種電気工事士、第一種、電験三種、施工管理技士、さらには無数の技能講習…。
「とにかく片っ端から取ればいい」と考えてしまうのは危険です。実務経験が伴わないまま難関資格ばかりを取っても、現場では「頭でっかち」と見なされてしまったり、せっかくの資格手当が活きるポジションに就けなかったりすることがあるからです。
大切なのは、あなたのキャリアの段階に合わせて、必要なタイミングで必要な資格を取得していく「順番」です。正しいルートを辿れば、働きながらスムーズに知識を吸収でき、年収も着実にアップしていきます。
この記事では、電気業界の最前線を知る立場から、現場で本当に評価される資格の取得順序と、最短で一人前の技術者になるためのキャリアマップを解説します。
【目次】
- - まずはここから!電気工事士の「王道ルート」
- - 盲点になりがち?現場で即戦力になる「技能講習」の順番
- - 分岐点となる「施工管理」と「電験」の選択
- - 株式会社色川電気工事のキャリア支援モデル
- - まとめ・賢く資格を取って市場価値を上げよう
■まずはここから!電気工事士の「王道ルート」

・ステップ1:第二種電気工事士(必須のパスポート)
何はともあれ、最初に目指すべきは「第二種電気工事士」です。これがなければ電気業界のスタートラインには立てません。
異業種から転職する場合、「いきなり難しい第一種や電験を目指したほうがかっこいいのでは?」と考える方がいますが、それはおすすめしません。まずは第二種で、電気の基礎理論、配線図の読み方、工具の使い方といった「現場の共通言語」を習得することが最優先です。
多くの会社では、第二種を持っていることを採用の最低条件にしていたり、入社後の必須課題にしていたりします。まずはこの資格を取り、現場で実際にケーブルを触りながら「電気が通る感覚」を養ってください。
・ステップ2:第一種電気工事士(ステップアップの鍵)
現場での作業に慣れ、一通りの工具が使えるようになってきたら、次は「第一種電気工事士」を目指しましょう。
第二種が「一般住宅」レベルだとすれば、第一種は「ビル・工場・インフラ」レベルです。扱える電力の規模が大きくなり、仕事の幅が劇的に広がります。
ここで重要なのは、第一種の免状交付には「実務経験(原則3年)」が必要だという点です。
だからこそ、効率が良いのは「第二種を持って働きながら、実務経験を積みつつ第一種の勉強をする」という順番です。現場で高圧設備を見る機会が増えれば、第一種の試験内容は驚くほど理解しやすくなります。この「働きながら取る」というスタイルこそが、最短ルートの鉄則です。
■盲点になりがち?現場で即戦力になる「技能講習」の順番

・国家資格だけでは現場は回らない
電気工事士の資格(国家資格)ばかりに目が行きがちですが、実は現場で「こいつ、使えるな」と評価されるためには、別の種類の資格が不可欠です。それが「技能講習」や「特別教育」と呼ばれる作業免許です。
例えば、電線を繋ぐ知識があっても、電柱や高い天井に届かなければ仕事になりません。重い変圧器を設置したくても、クレーンを操作できなければ何もできません。
現場では「電気工事士」+「作業免許」のセットではじめて仕事が完結します。
・優先して取りたい「現場の三種の神器」
電気工事士として稼げるようになりたいなら、以下の作業資格を早い段階(入社1〜2年目)で取得することをおすすめします。これらは実技講習がメインで、数日の講習で取得可能です。
- 高所作業車運転技能講習
信号機工事、道路照明、建物の外壁工事などで必須です。これがあるだけで、地上での手元作業だけでなく、高所でのメイン作業を任されるようになります。
- 玉掛け技能講習
クレーンに荷物を掛け外しするための資格です。重量物を扱う現場では、これがないと資材の搬入すら手伝えません。
- 小型移動式クレーン運転技能講習
ユニック車などを操作して荷物を吊り上げる資格です。玉掛けとセットで持っておくと、現場での重宝され具合が格段に上がります。
これらの資格は、会社によっては「費用全額負担」で取らせてくれるケースが多いです。会社選びの際は、国家資格だけでなく、こうした技能講習の支援が手厚いかどうかも重要なチェックポイントになります。
■分岐点となる「施工管理」と「電験」の選択
・現場代理人を目指すなら「電気工事施工管理技士」
第一種電気工事士を取得し、現場のリーダー格になってきた頃、次に目指すべき資格は大きく二つに分かれます。一つ目が「電気工事施工管理技士(セコカン)」です。
これは、自ら手を動かす職人から、現場全体を指揮する「監督(現場代理人)」へとステップアップするための資格です。
工事のスケジュール管理、安全管理、図面作成、品質管理など、マネジメント業務が主になります。
建設業界や電気工事会社の中で出世していきたい、年収600万円、800万円と大きく稼ぎたいと考えるなら、迷わずこちらのルートを選んでください。多くの企業で、第一種電気工事士以上に高い資格手当や評価が設定されています。
・技術を極めるなら「電験三種」
もう一つのルートが、難関資格として知られる「第三種電気主任技術者(電験三種)」です。
これは工事をするための資格ではなく、ビルや工場の電気設備を維持・運用するための「保安監督」の資格です。
計算問題が多く理論的な難易度は非常に高いですが、取得すれば「独占業務」を持つことになり、定年後もビルメンテナンスなどで長く働ける安定性が手に入ります。
現場をバリバリ回すよりも、電気の知識を深く掘り下げたい、設備の保守点検をメインにしたいという方は、こちらを目指すと良いでしょう。
重要なのは、自分の適性や将来のビジョンに合わせて、どちらか一方に絞って集中することです。あれもこれもと欲張ると、どっちつかずになってしまうので注意が必要です。
■株式会社色川電気工事のキャリア支援モデル
・会社が「取るべき順番」を導いてくれる安心感
ここまで資格の順番について解説してきましたが、正直なところ「働きながら自分でスケジュールを組んで勉強するのは大変」と感じた方もいるかもしれません。
だからこそ、私たち株式会社色川電気工事のような、教育制度が整った会社を選ぶメリットがあります。
当社では、社員一人ひとりのレベルに合わせて「次はどの講習を受けるべきか」「いつ頃この資格に挑戦すべきか」を会社がリードして提案します。
埼玉県白岡市を拠点とする私たちは、交通信号機や道路照明灯という、専門性の高いインフラ工事を行っています。そのため、一般的な電気工事士の資格だけでなく、高所作業車やクレーンなどの技能講習も計画的に取得できる体制を整えています。
・費用も時間も会社がバックアップ
「資格を取りたいけど、講習費用が高い」「土日は休みたい」という悩みも、当社なら解消できます。
業務に必要な資格や免許の取得費用は、会社が全額負担します。また、講習が平日に重なる場合は「業務」として扱いますので、給与をもらいながら学びに行くことができます。
未経験で入社した社員も、まずは第二種電気工事士からスタートし、現場経験を積みながら高所作業車などの免許を取得。その後、第一種電気工事士、そして施工管理技士へと、無理なくステップアップしています。
この「成長のレール」が敷かれているからこそ、迷うことなく目の前の仕事と勉強に集中できるのです。
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■まとめ・賢く資格を取って市場価値を上げよう
電気業界の資格は、ただ持っているだけでは紙切れに過ぎません。
「実務経験」とセットになり、適切な「順番」で取得していくことで初めて、あなたの年収を上げ、キャリアを守る強力な武器になります。
これから電気業界に挑戦する方、あるいは次のステップに迷っている方は、ぜひ「資格取得のロードマップ」を明確に持っている会社を選んでください。
「とりあえずやってみて」ではなく、「こうすれば一人前になれる」と道筋を示してくれる環境こそが、あなたの成長を最速にしてくれます。
もし、私たちの仕事や教育方針に興味を持っていただけたなら、ぜひ一度お話ししましょう。
社会になくてはならない交通インフラを守りながら、一生モノの資格を手に入れる。そんな確実なキャリアを、色川電気工事でスタートさせませんか。
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